9月24・25日にポートメッセなごやで行われましたドローンサミットにて、中京テレビ「そらメディア」様のご協力の元で超音波測定ドローンを出品させて戴きました。
両日ご訪問頂きました皆様方にお礼を申し上げます。

ドローンを使って手の届かない場所の超音波測定を行うのは、他を含めても未だ少数と云えます。
実際にはどれだけ安全・確実に超音波測定が出来るかが問題になります。
私どものドローン超音波測定では、先ずは安全性を高める為に、
・測定対象とドローン間の距離の確保。
・測定対象への接触時間の短縮(約1秒)。
・測定対象への接触が操縦者に直ぐに分かる。
などの方策を採っています。
超音波測定が確実に実施できる為には、
・超音波測定の超音波エコー波形をリアルタイムに地上に伝送し、超音波非破壊検査の資格者が波形を判断して測定値を確定させます。一般的なG2-G1での波形ピークを読む肉厚測定を行います。
・測定対象への超音波プローブの接触を確実にする為に、プローブが接触面に対して少々傾いていても実際の面に追従して垂直に接触させる機構(特許出願)を備えています。
・GNSS(CLAS)を備え、ドローン飛行経路と実際の測定位置の3D座標を記憶し、事後の測定位置の確認が出来ます。
などの機能を有し、実際の測定飛行がスムーズに行える工夫を講じています。
実際に現場で超音波測定を行っていますので、現場や操縦者の意見を取り入れて能力向上を図っています。
以上、Bye! by Kisaki.

