超音波探傷信号をオシロスコープに取り込むためのレシーバアンプの新バージョンを製作。
前バージョンは周波数特性に若干の不満があったので、別な回路方式を試してみました。
結果は「劣化」。
前バージョンは理論的に高周波での歪が発生し易い設計かなと思いつつ、オシロで波形を観察していると割と信号の再現性が良かったですが、いまいち増幅度が伸び悩んでいたのが不満でした。それ以外はまあまあでしたけど。
で、今回は基本的に高周波特性の良い回路方式を採用して改善を図ろうと考えましたが、全然上がりませんでした。原因はやっぱり性能を欲張ってしまったからでしょうが、理論値が全く出ないので回路素子の限界でもあるかなと、でも割と良い素子を使ったつもりが足りなかったのかなとか、とか、、、
超音波信号の様な割と高い周波数では信号の増幅とかが理論値と食い違い易いので、考えられる回路方式を順番に試して行くしかないのですが、最大のネックは思う様な回路素子があまり無いのがまた障害にもなってます。数年前に使っていた素子は今は手に入らなくなったので、また新しい素子でやろうとデータシートを眺めながら回路計算をやり直して、、、どうやったら纏まりが良いのか?
コロナStayHomeで外出を控え、室内で出来る事から片付けようと、、、
ウーム、でも前に作った回路より性能が落ちると萎んでしまいますね。ちょっと無理しているかなって回路でしたので、別な回路方式でちょっと敬遠している方式を採用してみましょう。
By Kisaki.